ワイシャツは毎日の使用率が高く、綺麗に保つのが難しい衣類のひとつ。
「ワイシャツの黄ばみが取れない」「汗染みができてしまった」なんてトラブルを、誰しも一度は経験したことがあるはず。
ワイシャツを頻繁に買い換えるのも不経済ですし、ブランド品や名入れしたオーダーメイドのワイシャツならなおさら大切に使いたいですよね。
この記事では、ワイシャツをクリーニングに出す頻度や上手に利用するポイントを解説。
ワイシャツを綺麗に長く使うコツを紹介します!
目次
クリーニングに出す頻度
一度着た服は、綺麗に見えても汗や皮脂汚れホコリなどがついています。
3~4日たつと落ちにくくなりますし、虫食いやカビ、黄ばみなどの原因になるのですぐに洗濯しましょう。
クリーニングに出す頻度は一週間に一回から、1シーズンに1回が目安。
定期的にクリーニングへ出すことで、ワイシャツをより綺麗に保つことができます。
ただ、クリーニングは高温・高圧でプレスするため、家庭用の洗濯に比べるとやや生地への負担が多くなるというデメリットも。
そこでおすすめしたいのが、何枚かのワイシャツをローテーションするという方法です。
2枚~3枚のワイシャツを洗濯後にすぐ着るというひともいますが、それだと間隔が狭すぎて生地へダメージを与えてしまいます。
少なくとも5枚はワイシャツを用意し、着用後はすぐに洗濯。
一週間ごとにクリーニングに出すという方法だと、記事への負担も少なくワイシャツを綺麗に保てるのでおすすめです。
ワイシャツをクリーニングへ出すメリット
クリーニングは生地が傷みやすいというデメリットがありますが、一方で以下のようなメリットも得ることができます。
汚れが残らない
ワイシャツをクリーニングに出した場合、温水や漂白剤を駆使して汚れに適した処置をしてくれます。
これにより、家庭では処理しきれない首元や袖のシミ・汚れなどをきれいに落とすことが可能です。
また、仕上がった後のワイシャツはノリ付けや殺菌加工などを施してくれるため、汚れや菌が付着しにくいというメリットも。
アイロンの手間が省ける
家事の中でも「アイロンが苦手!」という人も多いのではないでしょうか。
とくに男性用のシャツだと大きさがあるためアイロンをかけるのも大変!クリーニング出すことで、憂鬱なアイロンがけから解放されます。
仕上がりが違う
クリーニングではワイシャツの仕上げにノリ付けをしてくれるので、家庭でアイロンがけするよりもパリッと綺麗に仕上がります。
ノリ付けすることで汚れやホコリが付着するのを防ぐ効果も。型崩れもしにくくなるので、ワイシャツが長持ちします。
ワイシャツクリーニングの種類
ワイシャツのクリーニングで使われる“洗い”作業には3つの種類があります。
それぞれメリット・デメリットがあり覚えておくと、クリーニングに出す際に役立つでしょう。
1.ドライクリーニング
水の代わりに石油系溶剤や有機溶剤を使って洗う方法です。
衣類の型崩れや縮み色落ちを防ぐことができ、皮脂汚れも落ちやすいのがメリット。
汗などの水溶性の汚れが落ちにくいのがデメリットとなります。
水洗いできない衣類や、色落ちが心配な衣類に向いています。
2.ランドクリーニング
ワッシャーという専用の洗濯機を使い、温水と弱アルカリ性の洗剤で汚れを落とします。
汗などの水溶性の汚れが落ちやすいので、ワイシャツクリーニングにも最適です。
比較的、価格が安いのもメリット。
高温・高圧プレスで生地が傷みやすいというのがデメリットです。
3.ウェットクリーニング
水と洗剤を使って洗う方法です。
ドライクリーニングなどで落ちにくかった汚れや水溶性の汚れに適しています。
プリントや装飾などのパーツが剥がれにくいというのがメリット。
他の洗いに比べて、やや費用が高いというのがデメリットになります。
ワイシャツクリーニングの料金・相場
ワイシャツは他の衣類に比べ回転率がよいので、安く価格が設定されるのが特徴。
店によっても変わりますが、ワイシャツクリーニングの相場はおおよそ200円台~300円台が一般的です。
ただ洗いの種類やシミ・汚れの有無によっても料金が変わるため、実際は相場の価格よりも少し高くなる場合も。
仕上がりまでの日数
日数も店によって差がでますが、一般的に2~5日営業日の届けが目安です。
ワイシャツは即日対応してくれる業者もあります。
急ぎの場合は何時までの受付であれば即日可能なのか、事前に問い合わせしてみましょう。
クリーニング前の下準備で仕上がりアップ!
クリーニング前に下準備をすることで、ワイシャツの仕上がりがぐんと良くなります。どれも数分で終わる作業なので、ぜひ試してみてください。
洗濯表示の確認
衣類には洗濯の洗い方や禁止事項が書かれた「洗濯表示」がついています。
まずは手持ちのワイシャツがクリーニングに出せるかどうか、水洗い、アイロンがけができるかどうかなどをチェック。
水洗いができないという場合は、必ずクリーニング店に伝えましょう。
シミや汚れのチェック、下処理
クリーニングに出す前に、汚れやシミがあるか確認しましょう。
シミがあった場合そのまま洗っても落ちきれない場合があるため、オプションでシミ抜きを頼む必要があります。
とくに襟や袖口は汗や皮脂汚れがつきやすいので要注意!
時間が経つほど落ちにくくなる部分なので、自宅で部分洗いなどの下処理をすることでクリーニングの仕上がりが良くなります。
ボタン、ポケットの中身を確認!
貝製の高級ボタンなど繊細なパーツは、洗濯の際に割れてしまうのを防ぐため事前にお店に伝えておきましょう。
ボタンが取れかかっている場合は付け直しを。
シミやほつれなどの破れがある場合も、事前にお店に伝えておきましょう。
ポケットに物が入っているままクリーニングに出すと、紛失などトラブルの元になります。
クリーニングに出す前はポケットの中も必ず確認しましょう。
ワイシャツクリーニングは、宅配クリーニングがおすすめ!
ワイシャツは一枚単位ではなく、数枚まとめて出すという人が多いのではないでしょうか。
一枚ではそんなに気にならなくて、数枚あると持っていくのが大変ですよね。
そんなときにおすすめなのが宅配クリーニングです。
宅配クリーニングは自宅にいながら衣類の発送・受け取りが可能なサービス。
持ち運びの手間もなく、受付も24時間対応なので忙しい女性にぴったりです!臨機応変に利用することで、効率よく家事をこなすことができます。
ワイシャツクリーニングならおすすめNo.1は「リネット」
宅配クリーニングはさまざまな業者がありますが、普段使いのワイシャツなどのクリーニングに個人的に一番おすすめなのが「リネット」です。
リネットは、スマホアプリで簡単に集荷できたり、とにかく【利便性】を追求した宅配クリーニングサービス。
もちろん、品質も高く、シミ抜きや毛玉取りのサービスはわざわざお願いしなくてもやってもらえます。
リネットのおすすめポイントや実際に使って見たレビューは下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にして見てください。
>>【普段使い最強!】リネットのおすすめポイントと実際に使ってみたレビュー
ワイシャツの保管方法
クリーニングから帰ってきた衣類を、クリーニング店の袋のまま保管してしまっていませんか?
袋の中には湿気がたまっていたり、ドライ溶剤が乾ききっていなかったりする場合もがあるためNGです。
ワイシャツを綺麗に保つためにも、衣類が帰ってきた後はすぐに袋をはずし、しばらく吊るして風を通しておきましょう。
ブランドもののワイシャツなどを大切に保管したい場合は、市販の不織布の専用カバーをかけて保管すれば、通気性も良くホコリもつきません。
まとめ
ワイシャツを綺麗なまま長持ちさせるには、着用後すぐの洗濯と定期的なクリーニングが必要です。生地へ負担がかからないよう何枚かをローテーションするのがコツ。
「近くにクリーニング店がない」「家事の手間をはぶきたい」という方には宅配クリーニングもおすすめです。
クリーニングは自宅での衣類チェックや保管方法を徹底することで、ぐんと仕上がりがよくなります。記事を参考にぜひ試してみてくださいね。