布団は一見、きれいにみえても寝る間にかいた汗や皮脂などで汚れているもの。
じつは、家のなかで一番ダニが多い場所でもあります。
ダニの死骸やフンはアレルギーの原因物質になる危険性もあるため、布団はこまめな手入れが必須です。
天日干しやレイコップ(布団クリーナー)などを取り入れている方も多いと思いますが、それだけではダニを取り去ることはできません。
では、実際にどのような対策をとればいいのでしょうか?
今回は、アレルギーなどの健康被害を防ぐ「ダニ退治の方法」を紹介します!
目次
布団の中には何十万ものダニが生息している!
人は寝ている間に約コップ一杯分の汗をかくといわれています。
ダニの大好きな湿気や栄養(皮脂、角質)といった条件が揃う布団は、ダニの温床になりやすい場所でもあるんです。
布団に潜む何十万ものダニ。その多くは「チリダニ」という種類のダニです。
チリダニの寿命は2~3ヵ月とされており、その間に50~100匹ほどの卵を産みます。
繁殖のピークは5~8月。梅雨の時期にかけて気温の上昇とともに活発になったダニは夏にかけて卵を産み、繁殖を繰り返します。
10月ごろのシーツや布団は、大量のダニの死骸やフンがたくさん!
そのなかで寝ていると思うと気持ち悪いですよね…。
そればかりか、ダニはわたしたちのからだに悪影響を及ぼす可能性もあるんです!
ダニによっておこる健康被害
ダニによって起こりうる健康被害は、次のようなものがあります。
皮膚のかゆみ
布団の中にいるダニは9割がチリダニ。残りの1割はツメダニやイエダニです。
ツメダニやイエダニは人を刺すこともあり、かゆみを感じる場合はツメダニによる被害が原因である可能性が高くなります。
アレルギー症状
健康被害を及ぼすのは生きているダニだけではありません。死骸やフンがもたらす影響も深刻です。
睡眠中にダニの死骸やフンを吸い込むことで、喘息・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・アトピー性皮膚炎などの症状がでる場合があります。
これらの症状は一度でると完治に時間がかかるのが特徴。
ときには数年近く症状に悩ませられることも珍しくありません。
たとえアレルギーをもっていない方でも、汚れた布団を使い続けることでアレルギーの許容量を超えて発症してしまうことも。発症する前の予防対策が重要になります。
ダニは「レイコップ」や「天日干し」だけでは退治できない!
重くてかさばる布団は、手入れをするのも一苦労!
「気が向いたときにレイコップをかける」
「天気がいい日に外に干す」
…こんな風に手入れされている方も多いのではないでしょうか?
しかし、残念なことにレイコップや天日干し、洗濯だけではダニを取り切ることは難しいのが実情です。
洗濯はダニの分や死骸を洗い流すことはできますが、生きているダニを死滅させることは できません。
「レイコップ」も表面のダニや餌となるフケや垢・フン・死骸などを減らすことはできますが、熱を避けダニが奥に入りこんでしまうためダニを完全に退治すること難しいです。
「天日干し」も同じで、日光により布団の表面が熱くなるとダニは布団の奥に潜りこんでしまうため完全な駆除はできません。
天日干しは布団の湿気を取り除くには有効ですが、ダニ駆除の効果はあまり期待できないのです。
ダニ退治には「加熱」が有効!
ダニは高温で死滅する特性をもち、乾燥した環境の中では長く生きていくことはできません。そのため、ダニを死滅させるには乾燥機などによる加熱が効果的です。
乾燥機には「ダニ退治」コースがついてある場合が多いので、それを利用しましょう。
集中的に高温で温めることでダニを死滅させることができます。
ただし、布団乾燥機をかけたあとは、レイコップなどのクリーナーや吸引力の高い掃除機でダニの死骸を吸い取ること!
そのままにしておくと、ダニの死骸やフンによるアレルギー症状や喘息をまねく恐れがあります。
レイコップの場合は、1平方メートルあたり20秒ほどの時間をかけて、布団の表裏から丁寧に吸引するのがポイントです。
また、コインランドリーを利用するのもいい方法です。
コインランドリーの乾燥機は高温で80~120℃の熱風がでるため、短い時間で効率よくダニを死滅させることができます。
ただし、布団の素材によっては、コインランドリーの乾燥機により生地が縮んだり傷んだりしてしまうものも。コインランドリーの乾燥機を使う場合は必ず洗濯表示のタグを確認するようにしましょう。
クリーニングでダニの繁殖を防ごう!
布団の手入れとして最も有効で効率的なのが「クリーニング」です。
“丸洗い”が可能なクリーニングに定期的に出すことで、ダニの繁殖、 アレルギーの悪化を防ぐことができます。
プロの目によって乾燥の仕方が選択されるクリーニングであれば、布団へのダメージを最小限に抑えつつ、仕上がりもぐっと良くなりますよ♪
でも、なかには…
「店まで布団を持ち運ぶのが大変」
「子供が小さいので家を長時間空けられない」
…という方もいますよね。
そんな方に、おすすめしたいのが「宅配クリーニング」です!
宅配クリーニングとは、洗濯物を自宅まで取りにきてくれ、さらに洗いあがったものを自宅まで届けてくれるサービスのこと。
集荷にきてくれるので持ち運びが不要。
小さい子供がいて家を空けられない方、車をお持ちでない方でも大丈夫です。
宅配クリーニングなら申し込みもwebサイトでから可能。隙間時間を使ってできちゃいます。
布団を干すという工程がなくなるので、スペースが無いという時にも便利なサービスです!
詰め放題でお得な「リネット」を利用しよう!
布団クリーニングが可能な店のなかでも、秀逸なのが「リネット」です。
リネットのクリーニングは、ダニの死亡率99.9%!
リネットは会員数30万人を誇る宅配クリーニングサービスで、高い品質が売り。
“酵素”の力で布団についた汚れを分解し、防臭・抗菌効果付きの専用洗剤で湿気やダニをさっぱり洗い流します。
洗浄の後は、専用の乾燥機で固くなってしまった中綿をほぐしてフワフワに♪
繊維の間に入り込んだゴミまですっきり除去してくれます。
公式サイトによるとクリーニングによるダニの死亡率はなんと99.9%!アレルゲン除去率は98.3%!
オプションで防ダニ加工も付けられるので、アレルギーやその予備軍の方にもおすすめです。
圧縮袋で届くので、そのまま収納も可能♪
クリーニング済みの布団は圧縮された状態で届きます。
圧縮の状態は最大で6か月間続くので、シーズンオフの布団をそのまま収納することも可能。 スペース確保のために、わざわざ自分で圧縮しなくてもOKです。
「ふとんリネット」の料金
リネットの布団クリーニングは、以下の金額になります。
1枚 8,800円(1枚あたり8,800円)
2枚 11,800円(5,900円)
3枚 12,800円(4,267円)
4枚 14,800円(3,700円)
対象となるのは布団・敷布団・こたつ布団・肌掛け布団・寝袋。
3枚だせば一枚当たり4,267円。4枚だと1枚当たり3,700円の計算です。まとめて出せば出すほど安くなっていくしくみになっています。
実店舗型のクリーニング店だと、羽毛掛け布団はシングルで3,000円~5,000円。
ダブルだと4,000円~7,000円が相場。
3枚以上まとめて出せば、実店舗型のクリーニング店とほぼ同じか、それ以上に安く利用することができますよ!
布団のダニ退治の方法 まとめ
人生の1/3を過ごす“布団”
家族や自分の健康のためにも清潔に保ちたいですよね。
レイコップは駆除した後の死骸やフンを取るのに有効ですが、それだけでは不十分。ダニの繁殖を防ぐためには、クリーニングによる丸洗い・乾燥が効果的です。
布団は毎日使うものなので、定期的にクリーニングを利用し清潔に保ちましょう。
こまめなお手入れを習慣化するには、持ち運び、乾燥の手間がいらない宅配クリーニング がおすすめ!
リネットなら低コストで、品質のよい布団クリーニングが利用できますよ♪申し込みもwebサイトから簡単にできるので、ぜひ一度試してみてください!