季節問わず活躍してくれるパーカー。
手入れもしやすいので、自宅で洗濯しているというひとも多いのではないでしょうか。
ただ、パーカーの素材によっては、洗濯でヨレや縮みなどが起きてしまうケースもあるので要注意!
パーカーはシルエットが命です。
型崩れやヨレがあると一気にだらしなく見えてしまうので気をつけましょう。
型崩れやヨレなどを防止するには、正しいお手入れ方法を身に着けることが大切!
装飾品やプリントがあるもの、ブランド物のパーカーはクリーニングに出すことでよりきれいな状態を長く保つことができますよ。
この記事では、自宅でのパーカーのお手入れ方法や、クリーニング費用の目安などを詳しく解説。愛用のパーカーをキレイに長持ちさせるコツを紹介します!
目次
パーカーは素材別に手入れ方法を変えるのが正解!
ひとくちに、パーカーといっても素材はさまざまなものがあります。
素材によっては洗濯機がNGな場合もあるので、洗濯前はまずタグについている洗濯表示を確認しましょう。
綿やポリエステルであれば洗濯機で洗えますが、その他の素材が使われている場合は「手洗い」もしくは「クリーニング」がおすすめです。
色柄物や繊細な物刺、飾りボタンがついている場合も手洗いがいいでしょう。
ブランドものはクリーニングに出そう!
ブランドものの衣類は、とくに丁重に扱いたいところ。
うっかり洗濯機で洗ってしまい、首元がヨレヨレ…なんて悲しすぎますよね。
わたしも以前、Supremeのパーカーを何も考えずに洗濯機に放り込んでしまい、悲惨な目にあった経験が…。
悲劇を防ぐためにもできるかぎりクリーニングに出すことを強くおすすめします!
パーカーの型崩れを防ぐ5つのコツ!
普段使いのパーカーは自宅で洗濯するひとも多いでしょう。
ここからは、型崩れや縮み・ヨレ・色あせ・色移りなどを防ぐ洗い方の5つのコツを紹介します!
1.畳んでネットに入れる
まずは洗う前の下準備!
パーカーの型崩れを防ぐため、必ず衣類にネットに入れましょう。中で衣類が動かないよう、ネットのサイズに合わせて畳みます。
袖口や 襟裾など汚れがたまりやすい部分は、前に出して畳むことで汚れが落ちやすくなりますよ。 襟元を表に出すためにフードは後ろに倒しておくのがポイント!
レースやビジュー、ビーズなどデリケートな素材プリント装飾があるもの、色の濃いものは裏返して入れることで、洗濯中のひっかけやからみ、色落ち等を防ぐことにつながります。
チャック部分は閉め、フードの紐は抜けないようにゆるく玉結びするか、2本まとめて結んでおきましょう。
2.洗剤は中性洗剤、おしゃれ着洗い用洗剤を選ぶ
洗剤は中性洗剤かおしゃれ着洗い用の洗剤を使用します。
綿の綿素材のトレーナーは生地が繊細なので「弱洗い」や「おしゃれ着洗い」モードを選択しましょう。
3.色柄ものとは分けて洗う
色移りを防ぐため、色物と白物は一緒に入れないようにします。ジーンズなどと一緒に洗うことも避けた方がいいでしょう
4.重力を分散させて干す
ハンガーに干す場合は、重力による伸びを防ぐため重さを分散さるのがコツ。
ハンガーを3本使い、「襟元部分」「フード部分」「袖部分」に分け、洗濯バサミで軽く止めて干しましょう。 チャックがあるものは、開けて風通しをよくします
ハンガーは細身のものだと跡がついてしまうので、厚みのあるものを選びましょう。
細身のハンガーを使う場合は、タオルを巻いて厚みを出すと跡がつきにくくなりますよ☆
5.陰干しで色あせ防止!
衣類を直射日光に当てると色あせの原因になります。パーカーを干す際は、風通しのいい場所で陰干ししましょう。
パーカーの手洗いのやり方
パーカーを手洗いする場合は、押し洗いが基本です。
洗い桶に水と薄めた洗剤を入れ、やさしく押しながら洗いましょう。
襟・袖口・裾・ポケットの口部分など、汚れの目立つ部分はつかみ洗いをすることでキレイに落ちます。
パーカーの「クリーニング費用・出す頻度・タイミング」
ここからは、クリーニング費用や出す頻度、タイミングの見極めポイントを紹介します!
費用の相場
パーカーのクリーニング料金は1枚500円~700円程度が相場です。
レース・刺繍・ボタン・ビジュー・ビーズなどがついたものは、追加料金がかかる場合があります。出す前に公式サイトなどで確認しておくといいでしょう。
普段着パーカーは5~6回着たら洗濯!
あまり頻繁に洗濯すると、生地の劣化に繋がってしまいます。普段のお手入れでは、着用5~6回程度で洗濯するのがおすすめです。
オフシーズン前にクリーニングに出そう!
一度でも着用した衣類は、一見きれいに目に見えても汗や皮脂の汚れが残っています。
そのまま保管してしまうと、黄ばみや虫食い・染み・カビなどの原因になることも。
ワンシーズン着用したパーカーは、衣替えのタイミングでクリーニングに出すといいでしょう。
手洗い時間が確保できないときはクリーニングへ
繊細なデザインや素材、ブランド物のパーカーは手洗いが理想ですが、忙しいと手が回らないことも。手洗いの時間が確保できないときもクリーニングが便利です。
パーカーをクリーニングに出す際の注意点とポイント!
汚れやシミをチェックしよう
皮脂や汗などの汚れは基本的に水洗いで落ちますが、調味料などの油汚れやボールペンのインクなどは染み抜きが必要です。
気になる場所を見つけたら口頭、指示書などで“染み抜き希望”としっかり伝えましょう。
追加料金を確認
スパンコールやレース、ビーズなどの装飾品やプリントなどがついている場合は、別途料金がかかる場合があります。会計時に慌てないよう事前に確認しておきましょう。
オプション加工でキレイ長持ち!
ドライクリーニングでは汗の汚れは落ちません。
汗の臭いがに気なるときは「汗抜き加工」のオプションをつけるといいでしょう。
アクティブな場面で使うことが多いパーカーは、撥水(はっすい)加工をしておくと安心。
特殊な撥水剤が繊維に入り込み、水や汚れ花粉などから生地をガードしてくれます。
パーカーを長持ちさせる保管のコツ
クリーニング返却時に衣類が入っている袋は長期保管には向いていません。
返却後はすぐに袋から出しハンガーに吊るして半日程度陰干しすると、袋の中に入った洗剤や湿気を飛ばすことができます。
パーカーの生地は伸びやすいので、陰干し後は畳んで保管するのが基本。
なるべくシワが寄らないようにゆったりとしたスペースを確保して収納しましょう。
おすすめのクリーニング店を紹介!
登場頻度が高いパーカーは、手軽に出せる宅配クリーニングがおすすめ。
自宅で集荷・受け取りができるので、持ち運びの手間が不要なのがメリットです。
たくさんの衣類も楽に出せるで、衣替えの時期にも最適♪
パーカーのクリーニングで特におすすめしたいのが以下の2店です。
普段使いのパーカーは「リネット」
普段使いのパーカーをクリーニングに出す際、とくにおすすめなのが「リネット」です。
水洗いで使用する洗剤は、提携工場洗剤メーカーと共同し独自で開発した製品。
汚れ落ちがよく、仕上がりの良さでも抜群の評価を得ています。
皮脂やファンデーション・口紅などの油脂系、ご飯・牛乳などのタンパク質、お茶やジュースなどの水溶性の汚れであれば、無料で染み抜きも行ってくれます。
リネットのおすすめポイントや実際に使って見たレビューは下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にして見てください。
>>【普段使い最強!】リネットのおすすめポイントと実際に使ってみたレビュー
ブランドもののパーカーは「リナビス」
ブランドもののパーカーを出すときは、ベテランスタッフを抱える老舗クリーニング店「リナビス」がおすすめです。
各工程はベテランの手により一つひとつ手作業で行われ、乾燥も自然乾燥するなどのこだわりっぷり!生地を傷めないよう細部まで工夫されているので、大切な一着を安心してお任せできます。
リナビスの料金は何着で〇円というパック方式なので、ブランドもののコートやダウンなどと一緒に出すことで、ぐっと割安に利用できますよ♪
衣類を6か月間無料で保管してくれる保管サービスも無料なので、衣替えの時期にも最適です!
リナビスのおすすめポイントや実際に使って見たレビューは下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にして見てください。
>>【衣替え・高級衣類に!】リナビスのおすすめポイントと実際に使って見たレビュー
まとめ
パーカーの型崩れや生地の劣化を防ぐには、正しいお手入れ方法をマスターすることが第一条件!
素材や目的に合わせて上手にクリーニング店を利用すれば、さらにキレイに長持ちさせることができますよ。
クリーニング費用は店にもよりますが、だいたい500円~700円が目安。
店によって単品・パック方式と料金システムが違うので、出す頻度やタイミングなどその時々に適したクリーニング店を選ぶのがポイントです。
ご紹介した「リネット」や「リナビス」は頻繁に割引キャンペーンを行っていたり、お得なポイント制度があったりするので、こまめに公式サイトをチェックしてみてくださいね♪