衣類の持ち運びがいらないなど、手軽さが人気の「宅配クリーニング」
多忙な現代人に合わせて需要も高まりつつあるサービスですが、いまいちイメージがつかめない…というひともいるのでは?
この記事では、料金やサービスなど、実際に宅配クリーニングを利用して感じた際のメリット・デメリットを解説。
宅配クリーニングの利用が向いているひとや、利用する際のコツなどを紹介します!
目次
宅配クリーニングとは
スーツやワイシャツ、シーズンオフの洋服など…頻繁に利用するひとも多い洋服クリーニング。
でも、重い洋服を店舗まで持って行くのは大変ですよね。なかには、返ってきた服の置き場がなくて困る……というひとも。
そんな時に便利なのが宅配クリーニング。
宅配クリーニングとは一般的な店舗型クリーニングと違い、利用者が店舗に持ち込むのではなく、店側が自宅へ集荷・配達をしてくれるサービスです。
忙しい現代人のニーズに合わせて、需要も高まりつつあります。
宅配の他にも衣類の長期保管や、コンビニ対応など便利なシステムがたくさん!
次項からは、そのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
宅配クリーニング利用のメリット
まずは宅配クリーニングのメリットから!料金やシステムについても詳しくみていきましょう。
持ち運ぶ必要がない
冬物やスーツコートなどは重いので、女性の場合だと持ち運びが大変ですよね。
宅配クリーニングのいいところは、自宅から一歩も出ずに受け渡しが完了する点です。
持ち運びのストレスがなくなるので、手荷物の多さや天候を気にしなくても大丈夫。
なかでも、とくに便利なのが布団クリーニングです。
布団は車じゃないと持ち運びが厳しいですが、宅配クリーニングなら自宅まで集荷に来てもらえます。免許がない人でも 自分一人でクリーニングに出すことが可能です。
大きい荷物を持って自宅とクリーニングを往復しなくて済むので、時間の大幅な短縮にもなります。
コンビニで受け取れる
宅配クリーニングの会社によっては、コンビニでの集荷に対応している場合も。通勤や買い物途中に受け取れるので、生活スタイルに合わせた利用が可能です。
わざわざ、着替えやメイクをする必要がない
クリーニングへの用事だけで、着替えたりメイクをしたりするのはちょっぴり面倒……。
そんな時も、家まで来てくれる宅配クリーニングが便利。人の目に触れて恥ずかしくない程度の普段着であれば、そのまま対応可能できちゃいます。
クリーニング料金もリーズナブル
宅配クリーニングというと、“料金が高い”というイメージがあるのではないでしょうか。 しかし、クリーニング料金そのものは店舗型のクリーニング店とさほど変わりません。
宅配なので送料がかかりますが、まとめて何点か出せば送料が無料になる場合が多く、うまく活用すれば店舗型よりもお得にクリーニングできる可能性も。
24時間いつでも申し込める
外で仕事をしている場合、一番困るのがクリーニング店の営業時間です。
仕事が長引いてしまいクリーニングに出しそびれてしまった……なんて経験がある方も多いのでは?
厚生労働省の調査によると、クリーニング店の閉店時間の平均は19時台が47.4%と最も多く、20時台は22.8% 。21時台はたったの4.1%でした。
仕事をしていると帰宅が20時以降になる時もあるでしょうから、これは非常に厄介な問題です。
また、買い物や保育園のお迎えなど、他の用事を済ませたい場合にはどうしてもクリーニングを後回しにしがち。
そういった場合、その日はクリーニング店へ行くのを諦めなければいけません。
その点、Web サイトで申し込みができる24時間営業の宅配クリーニングであれば、クリーニング店の営業時間を気にする必要もなし!
受け取りを自分の休日に設定しておけば、就業間際に焦る必要もありません。
参考:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei22/15-02.html
保管サービスの利用で収納場所に困らない
宅配クリーニングはクリーニング済みの衣類を、適切な環境で長期保管してくれる「保管サービス」を行っているところがほとんど。
自宅での洋服置き場所に困ることがなく、衣替えの際もシーズンオフの靴や洋服を預かってもらえるので、収納場所をわざわざつくらなくてもいいんです。
かさばる子供服やスーツを保管しておけるのも便利!
できる主婦の定番となりつつある断捨離も、服を捨てることなく決行できます。
対面で洋服を確認しないでいい
店舗型のクリーニングは、受付の方と対面で洋服の確認をするのが一般的。
ただ、なかには人と話すのが少し苦手だったり、煩わしいと感じたりするひとも。
そういった場合も、Webで申し込みが完結できる宅配クリーニングが便利です。衣類への相談は電話やメールなどで完結。人付き合いに苦手意識がある方でも安心です。
料金表が明確なので事前に料金が確認できる
クリーニングを出す際にスーツ一点いくら、ワンピース一点いくら…など明確に価格を把握しているという人は少ないのではないでしょうか。
適当に計算して洋服を数点持っていったら、意外と料金がかかってびっくり!なんてことも。
Web での申し込みができる宅配クリーニングであれば、申し込みサイトに料金表が提示してあるため、事前に料金の支払金額を算出することが可能です。
おおよその値段が予測できるため、いざという時に慌てる必要もありません。
宅配クリーニングのデメリット
続いては、宅配クリーニングのデメリットを紹介していきます。
仕上がり期間が長め
宅配クリーニングはそのシステム上、即日受け取りができません。
実店舗と工場の往復時間があるため、どうしても店舗型のクリーニングに比べると時間がかかってしまうのがデメリットです。
また、天候や交通状況に左右されるため、予定よりも遅くなってしまうことも考えられます。
明日までにこの洋服が欲しい!など急ぎの際には、念のため宅配クリーニングよりも店舗型クリーニングを利用する方がいいかもしれません。
プロと対面できない
宅配クリーニングの場合、宅配業者が集荷に来ます。
店舗型クリーニングと違い対面で相談できないので、ボタンやビーズなどの装飾や、クリーニングの際に気をつけてほしいところを伝えられないのがデメリット。
また、衣類に関するシミなどの相談もその場ですることはできません。
メリットの項目でもお伝えしましたが、宅配クリーニングの場合は後からメールや電話などで業者に伝えるかたちになります。口頭で伝えたいというひとには少し不満に感じる点かもしれません。
送料がかかる
宅配クリーニングは自宅まで集荷・配送するため、その分の送料がかかってしまうのがデメリット。
でも大丈夫。解決策として、数点まとめて出す方法があります。
宅配クリーニング店の多くは、まとめ出しの場合に送料が無料になる場合がほとんど。
そういったサービスをうまく活用すれば、店舗型と変わらない価格で利用が可能になります。
クリーニングの点数が少ない場合は「店舗型クリーニング」、数点ある場合は「宅配クリーニング」などの使い分けがおすすめです。
会員登録などで即日・送料無料サービスも可能に!
宅配クリーニングを提供する会社のなかには、「即日配達」や「送料無料」、「品質状態のダブルチェック」や「再仕上げ」などのサービスを行っているところも。
即日配達の場合、300円程度の別途料金がかかりますが、どうしても急いで仕上げたい!クリーニングに行く時間がない!というときには非常にありがたいサービスです。
宅配クリーニングのデメリット部分が気になる方は、こうしたサービスを利用するのもひとつの方法でなないでしょうか。
宅配クリーニングはこんな人におすすめ!
宅配クリーニングは、下記のようなひとにおすすめしたいサービスです。
- 重いものを持ち歩きたくない
- 時間に余裕をもって過ごしたい
- 衣替えのストレスから解放されたい
- 服の置き場に困っている
- 対面が煩わしい
- 何点かまとめてクリーニングに出したい
洗濯物はほぼ毎日出るものだから、なるべく負担を減らしたいところ。
Webでの24時間受付や集荷サービス。保管サービスがある宅配クリーニングは、家事や仕事に追われがちな方におすすめ。
家事や仕事の時間に余裕が欲しい、クリーニングで煩わしさを感じたくない!というひとにぜひ試してほしいサービスです!
まとめ
便利な宅配クリーニングですが、決していいところばかりではありません。
プロに相談できない、送料がかかる、仕上がりの遅さなどのデメリットもあります。
利用の際はこうしたデメリット部分もしっかり把握したうえで、臨機応変に活用しましょう。急ぎの服は店舗型に出す、プレミアムサービスを利用するなどの対策がおすすめです。
お洋服のお手入れや、収納場所に対してストレスを感じているひとは、ぜひ宅配クリーニングを解決策のひとつとして検討してみてください!
私が実際に利用してみたおすすめの宅配クリーニング業者をランキングでまとめましたので、下記の記事をぜひ参考にして見てください!