スカートはマキシやロング、レース、プリーツなど種類が豊富。
素材などによってクリーニングに出す頻度やお手入れ方法も変わってきます。
「このスカートは、もうクリーニングに出した方がいいんだろうか…」
なんて迷ったことはありませんか?
今回はスカートをクリーニングに出す見極めポイントや、お手入れ方法までを解説!
料金相場や仕上がり日数の目安なども紹介するので、クリーニングでお困りの方はぜひご覧ください。
目次
大切なスカートは定期的なメンテナンスが必須!
衣類は一見きれいに見えても、着用や洗濯などで日々ダメージを受けています。
とくに、肌に直接触れるスカートは黄ばみや黒ずみが起こりやすく、自分では気がつかないうちに染みができてしまうことも。
長く着用しているスカートであれば、擦れによるほつれや型崩れも起こりやすくなります。
染みや汚れは放置していると汚れが落ちにくくなるため、早めの対処が必須!
正しいお手入れ方法を知り、お気に入りの一着を長持ちさせましょう。
繊細なレースや刺繍、プリーツスカートなど家庭で洗濯が難しいものはクリーニングがおすすめです。
定期的なメンテナンスを行うことで汚れの蓄積を防ぎ風合もキープ!
お気に入りのスカートを、キレイな状態で愛用することができますよ♪
スカートをクリーニングに出す頻度
とはいえ、衣類のクリーニングを判断するのって難しいですよね。
スカートは使用度数によって、クリーニングに出す頻度を変えるのがポイント。
スーツのスカートや着用する回数が多い普段着スカートは、見た目の汚れが気にならなくてもホコリや皮脂などがたくさん!月に1回程度はクリーニングに出しましょう。
あまり使用頻度が多くないものは、年に1~2回。衣替えの時期だけでも大丈夫。
ただし、臭いや汚れが気になった時は早めにクリーニングに出してください。
衣類に皮脂汚れが残ったまま長期保管するとシミや虫食い、カビの原因になってしまいます。
また、クリーニングに出さない時期も、正しい方法で洗う・保管するなどのお手入れが必須です。
スカートクリーニングの料金相場
スカートの料金相場は600円~2500円。
クリーニングのクリーニング代はスカートの「素材・丈・型」によって変動するため、料金の幅が大きいのが特徴です。
布面積の大きいロング丈や、ヒダの仕上げ工程が手作業になるプリーツはクリーニング代金もアップする傾向に。プリーツはヒダの数が多ければ多いほど料金も高くなります。
クリーニングに申し込む際はどういう基準で値段が上がるのか、料金表をチェック。
もしくは事前に店に確認しておきましょう。
仕上がりまでの日数
クリーニングの仕上がり日数は、3日~7日が目安。
仕上がりの早さは“洗い”の種類に左右されます。
クリーニングで行われる洗濯方法は、素材などによって使い分けされるため“どの方法で洗われるのか”も仕上がり日数を測る目安となります。
ドライクリーニング
ドライクリーニングは、有機溶剤(油性の溶剤)を使って洗う方法です。
ミートソースや口紅など油性の汚れが落ちやすいのが特徴。
“洗い”のなかではもっとも早く仕上がります。日数は即日~3日ほどが目安です。
ウェットクリーニング
ウェットクリーニングは型崩れや繊維の縮みや防ぐ特殊な洗剤と水を使い洗う方法で、つまり水洗いのことです。
水に溶ける汚れに強く、型崩れや色落ちやしづらいのが特徴。
ウェットクリーニングは技術が必要な洗い方なので、ドライクリーニングよりも日数が伸びます。仕上がりまでの日数は7日ほどが目安です。
上記で紹介した“洗い”の種類以外にも、撥水(はっすい)や防虫加工、染み抜きなどのオプションをつけたときも日数が伸びる可能性があります。
クリーニングに出す際の注意点
返却後のトラブルを未然に防ぐには、事前の確認も必須!
クリーニング前には以下のポイントをチェックしておきましょう。
衣類にダメージはないか
スカートは自分でも気がつかないうちに、ほつれが発生している場合があります。
ほつれがあるとクリーニング中に糸が切れてしまい、ほつれの範囲が大きくなってしまうことがあるので要注意!
事前にスカートの状態を確認し、必要があれば補強しておくこと。
店によっては無料でほつれ直しを行ってくれる場合もたるため、受付前に確認してみましょう。
付属品があるか
ボタンの糸が緩かったりファスナーが取れかかったりしていると、紛失や破損する可能性が出てきます。
トラブルを防止のためにも、クリーニングに出す前にしっかり確認を。
スカートのポケットに小銭やハンカチが入っていないかも、チェックしておきましょう。
クリーニング後のお手入れ方法・染み対策
クリーニング後のよい状態で保つには、自宅でのお手入れも肝心。
衣類の返却後、そのままクローゼットにしまっているという方も多いのではないでしょうか?
クリーニング後の衣類をそのまま長期保管すると、カビなどのトラブルが起きやすくなってしまいます。
ここからは、クリーニング返却後の正しいお手入れ方法と、保管方法、スカートに多く発生する「輪染み」の対処法も紹介いたします!
クリーニング返却後はすぐにビニール袋を外す
クリーニングから戻ってきた際にかかっているビニールカバーは、長期保管には向いていません。ビニールをかけたまま保管してしまうと、熱や湿気がこもってしまいます。
カビや変色・臭いの原因となるため、返却後はすぐに外しましょう。
市販の不織布カバーをかけておくのがおすすめです。
不織布カバーは100均などでも売っているので、ホコリよけのためにもぜひ使用してください。
ハンガーを取り換える
ロング丈など重量のあるスカートだと、ハンガーからずり落ちてしまう可能性があります。
店によっては挟む力が弱いハンガーが使われている場合も。
「いつの間にか床に落ちてシワになっていた!」なんてことにならないよう、保管の際はずり落ちにくいハンガーに取り換えておきましょう。
スカートにできる「輪染み」の対処法
雨や傘から落ちる水滴などでできる“輪染み”
「しっかり乾かしたのに、後からみたら染みができていた!」なんて経験をされた方も多いと思います。
とくにレーヨンやポリエステルなどの水を吸いやすい素材はできやすいので注意が必要です。
水洗いできる素材であれば、液体洗剤を染みに直接つけてなじませてから洗濯することでほとんど解消されます。洗濯後はドライヤーを離してかけて乾かすのがポイントです。
水洗いできない素材の場合は、タオルを輪ジミの裏に敷きベンジンを含ませた布でとんとんと外に向かってなじませていくようにぼかします。
多少時間はかかりますが、これであらかた解消されるでしょう。
ただ、染みとりは地道で大変な作業です!
コツも必要とするので、「染みがとれない」「手入れの時間がない!」というときは、クリーニングに出すのがおすすめ。
オプションで撥水(はっすい)加工などを付けてもらえば、輪染みを予防もできますよ。
おすすめのクリーニング店は「リネット」
スカートをクリーニングに出すのなら、便利な宅配クリーニングがおすすめ。
申し込みから支払いまでがネットで完了でき、自宅に集荷・宅配にきてくれるので持ち運びの手間もいりません。
ほとんどがクリーニングの老舗工場と提携しているので、作業に当たるのはベテランの職人。衣類は実際の店舗と変わらない仕上がりで返却されます。
衣類を長期間適切な環境で管理してくれる保管サービスもあるので、冬の間、夏物のスカートを預かってもらうことも可能。衣替えの時期などにとても便利です。
スカートなどの普段着のクリーニングにおすすめなのは「リネット」。
他の店に比べ納品日数が速く、衣類も単品で受け付けてくれるので普段使い、登場回数が多い服に最適です。
24時間ネットから申し込みでき、毛玉取りや染み抜きも無料!
保管サービスではアパレルブランドが利用する保管環境が利用できます。
リネットの使い方やおすすめポイント、実際に使ったレビューは下記の記事で詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてください★
>>【普段使い最強!】リネットのおすすめポイントと実際に使ってみたレビュー
まとめ
スカートの種類にもよりますが、クリーニングに出す頻度は3日~7日が目安。
着用頻度が少ないスカートも、衣替えの時期に一度クリーニングに出すことで風合いのキープにつながります。
生地やフォルムが美しく整えられた、スカートはそれだけでファッションのワンポイントに♪
クリーニングに出す頻度や正しいお手入れ方法をマスターして、毎日のおしゃれを楽しんじゃいましょう♪