毎日のビジネスシーンや行事に欠かせないスーツ。
ヨレヨレだと不潔に見えてしまうなど、見た目の印象もよくありません。
自分や家族のスーツは、いつもビシッと清潔に管理しておきたいもの。そのためには、定期的なクリーニングが必要です。
でも、スーツってどのくらいの頻度でクリーニングにだせばいいのか、よくわかりませんよね。頻繁に使用するものなので、仕上がりの日数なども気になります。
そこで今回は、スーツをクリーニングに出す頻度やきれいに保つ保管方法。
クリーニングへの出し方や料金相場などを徹底解説!
スーツをキレイに、心地良く着られる“クリーニングのコツ”をお届けします。
目次
スーツをクリーニングに出す頻度
スーツをクリーニングに出す頻度は、素材や仕立てによって変わるのが特徴です。
それぞれの違いを見ていきましょう!
夏素材のスーツ
夏のスーツは「ウール・綿・コットン・モヘア・麻」などの素材が使われています。
仕立ては「背抜き型」とよばれる、裏地部分が大きくカットされているのが特徴。
風通しや軽さを出す工夫がされています。
こういった夏素材のスーツは、2週間に1回程度クリーニングに出すのが理想です。汗をかきやすい人は、もう少し短いスパンで出してもいかもしれません。
夏素材のスーツは素材や仕立て的に型崩れしやすいため、スーツ数着をローテーションし、クリーニングの頻度を抑えるのがおすすめです!
“一日着たら、一日休ませる”を徹底することでスーツの持ちが変わってきますよ☆
冬素材のスーツ
冬のスーツは「ウール・綿・カシミア・ポリエステル混・厚手のフェルト」などが使われています。 こちらもクリーニングに出す頻度が多すぎると生地が傷んでしまうため、1シーズンに 1回程度を目安としましょう。
絶対に避けたいのは、スーツに使われている羊毛の油分が失われること!
頻繁なクリーニングを繰り返していると、油分が落ちてスーツのハリが無くなってしまいます。
そうすると、汚れが付着しやすくなったりくたびれて見えたりするので、やはり何着かをローテーションしてクリーニングに出す頻度を抑えてあげるのがおすすめです。
クリーニングにかかる日数
クリーニングの日数もスーツの素材や仕立てによって変わります。
裏地が無いタイプのスーツや、化繊、綿などの素材は仕上がりも比較的早く、即日も可能です。
裏地がついた厚手タイプのスーツはプレスや乾燥に時間を要するため、一週間程度をみておくといいでしょう。
その他、「撥水加工」や「防虫加工」などのオプション追加した際も、日数が伸びる場合があります。
スーツをクリーニングに出す際の注意点
クリーニングに出す際は以下の点に気を確認すると、トラブルなどのリスクがぐっと減ります。ちょっとしたことですが、必ずチェックするようにしましょう!
ポケットの確認
意外と多いのがポケットにものが入っているケース。紛失の原因になるのでクリーニングに出す際は、まずポケットの中身を確認しましょう。
シミが無いかを確認
小さな汚れや染みは意外に見落としがち。クリーニング前にすみずみまでチェックしておきましょう。
ボタンがとれかかっていないか、ほつれがないかなども忘れずに確認を!
スーツは上下セットで出す
スーツは上下セットでクリーニングに出すのが基本です。
パンツやジャケットのみで出していると、洗浄や乾燥を行う工程の中で、上下の風合いが変わってくる恐れがあります。長く愛用するためにも必ずセットで出しましょう。
スーツのお手入れ・保管方法
頻繁に洗濯しないスーツは、日ごろの扱いが肝心!ちょっとしたケアが見た目や着心地を左右します。
着用後はすぐにハンガーにかける
スーツの着用後はすぐにハンガーにかけ、汗などの湿気を飛ばすのが鉄則!
衣類の保管方法は「つるし」と「たたみ」がありますがスーツは「つるし」が基本です。
シワや型崩れを防ぐためにも、ハンガーは厚めで丸美のあるものを選びましょう。
厚さの目安は3.0~5㎝。
これ以上厚すぎると型崩れの原因になります。素材は木製が理想です。
パンツはズボン専用のハンガーで吊るします。
ブラッシングでホコリを落とす!
着用後の衣類には汚れやホコリがついています。そのままにしておくと、繊維の間に入り 虫食いの原因になってしまうので気をつけましょう。
スーツ着用後はまず全体を軽くたたいてホコリを浮かし、洋服ブラシで繊維の間に入ったホコリを払うのがポイント!
ブラシは上から順にかけること、襟足の裏側も忘れずに。ブラッシングをすることで繊維の流れが整い、テカリや毛玉の防止にもつながります。
クローゼットの中もきれいにしよう
スーツの管理は湿度と温度が重要です。
カビの発生は湿度・栄養(食べかす)・温度の3つが揃うことが条件。
閉め切ったクローゼットは温度変化が少なく、まさにカビの住処にうってつけ!
ぎゅうぎゅうと衣類を詰め込んでいると、ホコリや湿気が溜まりやすく、カビも発生しやすくなります。
スーツの痛みを防ぐためにも衣類は感覚を開けて収納する、定期的な喚起などを心がけましょう。
クリーニング後はビニールをとる!
クリーニング後に衣類にかけてある透明のビニール。
そのままにしているというひとも多いと思いますが、じつはNGなんです!
ビニールは衣類を落ちかえる用のものなので、長期保管には向いていません。
袋の中に湿気が溜まっていたり、ドライ溶剤が乾ききっていなかったりする場合もあるので、家についたらすぐに袋から出しハンガーで吊るして風を通しましょう。
その後は、市販の不織布カバーをかければOKです!
スーツの強いニオイをとる裏ワザ☆
軽い湿気やニオイであれば、ハンガーにかけ風通しのよい場所に吊るしておけばある程度とれます。 でも、焼肉やタバコなど強いニオイがついてしまうと、そうはいきません。
消臭スプレーをかけるという方法もありますが…おすすめは浴室に一晩置く方法!
入浴後の湿気のこもった浴室に吊るすことで、湿気が匂いを吸い取ってくれます。
スーツのシワも取れるので一石二鳥です!翌日は風通しのよい場所でしっかり乾燥させましょう。
スーツのクリーニング料金の相場
スーツは洗いの種類で値段が変わってきます。
一般的なドライクリーニングの場合、目安はだいたいスーツ一着1,000円~2,000円。
ウェットクリーニング(水洗い)の場合は、その2倍以上かかるところが多いです。
また、オプションで撥水加工などを付けた場合、別途料金かかります。
宅配クリーニングもおすすめ!
コストや手間を抑えたいのなら、宅配クリーニングもおすすめです。
宅配クリーニングなら衣類の預け、受け取りが自宅でできるので、わざわざ店まで出向く必要がありません。スーツって結構重いから、自宅まで取りに来てもらえるのは本当にありがたい!
大切なスーツならリナビス
わたしがよく利用している「リナビス」は衣類5点からのパック制なので冬物のスーツをまとめてクリーニングするのに最適です。染み抜きやボタン修理も無料です。
衣類を長期間預かってくれる「保管サービス」も6か月間無料で利用できるので衣替えの際にも便利!
湿度や温度、照明などを調整した衣類専用の保管庫なら、スーツに焼けや虫食いなどのトラブルが起きる心配もありません。冬物のスーツがない分、クローゼットもスッキリ。余裕をもって収納できるなどいいことずくめです☆
リナビスのおすすめポイントや実際に使って見たレビューは下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にして見てください。
>>【衣替え・高級衣類に!】リナビスのおすすめポイントと実際に使って見たレビュー
普段使いのスーツはリネット
汗をかきやすい方など、スーツを比較的短いスパンでクリーニングに出す方は、「リネット」がおすすめ。こちらのお店もわたしがよく利用するお気に入りの宅配クリーニングです。
リネットは衣類1点からクリーニングが可能。
料金はパンツが660円~、ジャケットが950円からになります。リビナスはポイントシステムがあるので、利用すればするほどお得になるのがメリット!
今なら初回50%オフのキャンペーンもやっていますよ♪
宅配クリーニングはネットで24時間申し込み可能ですし、仕上がりに満足できなければ再仕上げのサービスもあります。
共働き世帯を中心に利用者が増えてきているサービスなので、よかったらチェックしてみてくださいね。
リネットのおすすめポイントや実際に使って見たレビューは下記の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にして見てください。
>>【普段使い最強!】リネットのおすすめポイントと実際に使ってみたレビュー
スーツのクリーニングは、季節で頻度をかえるのがポイント!
スーツを出す頻度は汗をかきやすい夏場は2週間に一回、冬場は1シーズンに1回が目安です。季節によって頻度を変えることで、よりスーツの持ちがよくなります。
また、長く愛用するためには日ごろの保管方法も重要です。
ブラッシングや陰干しなどを徹底し、カビや虫食い日焼けを防ぎましょう!
「クリーニングをお得に利用したい」「収納場所がない」『忙しくてクリーニングに行く暇がない!』というときは、ぜひ宅配クリーニングを検討してみてください♪